過去問実施プラン

仮想の生徒を想定して夏休み以降の「過去問実施プラン」を作成してみました。これをご参考にお子さんの「過去問実施プラン」を作成してみてください。

 太郎君の志望校(7月の時点)
  栄東中学校    (1月校)
  獨協埼玉中学校 (1月校)
  早稲田中学校  (2月1日、3日)・・・第一志望校
  学習院中学校  (2月2日、3日)・・・第二志望校
  立教池袋中学校 (2月2日)    ・・・第二志望校
  獨協中学校    (2月5日)    ・・・押さえ校

栄東 獨協埼玉 早稲田 学習院 立教池袋 獨協 備考
夏休み 2015年A・B 2015年1回、2回 2014年1回、2回 2014年1回、2回 2014年1回、2回 2014年2回 弱点補強
9月 2016年A 2015年1回、2回 2015年1回、2回 2015年1回、2回 弱点補強および志望校対策(頻出問題対策プリント・重要問題対策プリント1回目[50%目安]など)
10月 2016年1回 2016年1回、2回 2016年1回、2回 2016年1回、2回
11月 2008年1回
2009年1回
2010年1回
2012年1回、2回 (中止)
12月 2011年1回
2012年1回
2013年1回
2013年1回、2回 (中止)
1月 2017年A または
入試予想問題
2017年1回または
入試予想問題
2017年1回または
入試予想問題
2017年1回
または
入試予想問題
(中止) (中止) 志望校対策(頻出問題対策プリント・重要問題対策プリント2回目[1回目にできなかった問題の直し[90%目安]など)

★ 夏休みに志望校の過去問を各2回分ずつ実施(約60時間)・・・大雑把な出題傾向、形式を把握し、その時点での得点力を確認することが目的。
★ 9月、10月・・・2015年、2016年の過去問を実施。「獨協」については2015年2回の問題で合格点に達していたので、2016年、2017年の問題は1月校の結果が出てから実施予定。
★ 2月2日は「学習院中」を受けることに決定。そのため、「立教池袋中」の過去問は中止。11月、12月・・・「早稲田中」、「学習院中」の古い過去問を集中的にこなす。
★ 1月・・・「栄東中」、「獨協埼玉中」、「早稲田中」、「学習院中」の2017年の過去問を実施・・・出題形式の再確認が目的。1月校が2つとも合格したため、「獨協中」の受験は中止(過去問はやらない)。

 これをご参考に「過去問実施プラン」を作成してみてください。上の例からもわかるように、過去問をやっていく中で「試験問題との相性の合わない」学校などが見つかり、志望校の変更や絞り込みがおこなわれていきますので、当初の計画通りには進まないと思います。しかし、計画をしっかり立てておかないと、ほとんど過去問をやらずに受験するという最悪の事態を招く恐れもあります。
 また、1回分(4教科)の過去問を時間を測ってやり、答え合わせと直しをすると、最低でも5〜6時間はかかります。それに、弱点補強、志望校の頻出問題重点学習の時間を組み込んで1ヶ月ごとに予定を立ててみることをお勧めします。

(注) 「試験問題との相性」について・・・7月の時点で太郎君は「学習院中」と「立教池袋中」の2校のうち、どちらを受験するか決めていませんでした。公開模試での学校の偏差値はどちらも同じくらいで、学校に対する魅力も親子とも同じくらいに感じていました。しかし、試験のタイプはまったく違い、特に苦手な算数では「学習院中」の問題は合格点近く取れるのに、「立教池袋中」の問題では合格点の半分くらいしか得点出来ず、他の教科では不足分を穴埋めできそうにないことがわかったので、10月末の時点で、「立教池袋中」を志望校からはずしました。
 このように、学校の一般的な難易度が同じであってもその子にとって得点しやすい問題,得点しにくい問題というものがあります。それを「試験問題との相性」という言い方で表すことがあります。