コラム22

「過去問演習の必要性」

 中学入試:算数において、過去問演習に時間をかけることの大切さは、このHPの中でもたびたび指摘しています。
@ 出題傾向を把握するため
A 問題量の把握と答案作成練習
B 得点力と合格可能性を探るため など
 いろいろありますが、最大の理由は「実際の入試で得点力を増すためには、過去問演習(頻出問題対策を含む)が最重要」だからです。

 このように書くと、「同じ問題は二度と出ないから、過去問はあまり重要でない。」という声も聞こえてきます。
 塾の教師がそのように言っていたとすれば、「j経験の浅い教師集団で、学校ごとに過去問を深く研究していない」か、「個別対応に時間を割けない(割きたくない)」かのどちらかです。経験豊富な家庭教師(個別指導講師)からは、けっしてこのような発言は聞こえないでしょう。
 子供の受験を経験した先輩ママ(パパ)の発言だとすれば、とても狭い経験にもとづいた独断だとしか、言えません。

 文章題で「ほぼ同じ問題」が複数年度にわたって出題されたケースもいくつかの学校でありましたし、計算問題の類題であれば、いろいろな学校で頻繁に見られます。「同じテーマの類題」であれば、どれだけ頻繁に出題されていることか・・・このHPの学校別ページをご覧いただければ、納得いただけると思います。

 下記の問題は教材の更新をしていく中で見つけたもので、すべて『成城学園中』の入試で出題されたものです。 
 出題者の作成・出題意図は私には分かりますが、私の推測の域を出ませんので、ここには書きません。

 入試問題は「学校からの受験生へのメッセージ」ですので、そのメッセージをしっかり吟味して、対策を練ることが『志望校対策』の最重要課題であることはまちがいありません。